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組立

世界に一台の機械を頭を使いながら組み立てる面白さ。

人を知る K.T.

フォルダーの面白さと深さに心惹かれた

フォルダーの面白さと深さに心惹かれた

私は工業高校の出身で、学生時代から「いつかモノづくりの世界で活躍したい」と考えていました。とはいえ就職の時期を迎えた時、担任の先生から「この会社はどうだ」と東都フォルダーを勧められていなければ、今の自分はなかったかもしれません。

当時の私はホテル業界にも興味を持っていて、当社の第一印象も「シーツやタオルの仕上げに関する機械なら面白そうだ」というもの。さらに当社について調べるうちに、旅館の浴衣などの複雑な畳み方も機械で自動化していることや、病院や温浴施設など身近な場所でも当社の製品が活躍していることなどを知り、「想像以上に深い世界だ」と驚き、こんなに面白そうな機械に携われるならやりがいは十分だと思ったのです。

入社後は一貫して組立に携わり、2年3年と時間をかけて技術と知識を身につけていきました。当時は「先輩の仕事を見て技術を盗め」という“ザ・職人の世界”でしたが、主任へと昇格し、人を育てる立場になった今は「昔気質では若手は育たないな」と考えるように。むしろ、基本的な技術からなるべく分かりやすく説明し、できることが増える喜びを感じてもらうことを心掛けていますね。

モノづくりのやりがいと、製品を届ける醍醐味

モノづくりのやりがいと、製品を届ける醍醐味

私たちの仕事は大きく分けて2つあります。ひとつは工場内で設計書をもとに機械を組み立てること。そしてもうひとつが、お客様の現場で機械を据え付けることです。業務量は6:4程度。大型機械であれば数名のチームで担当するので、分からないことがあれば周囲と相談しながら作業に当たることができます。

それにお客様の要望に合わせてカスタマイズした製品づくりが多いことも当社の特徴にひとつ。定番のタオルフォルダーであっても、数カ月に一度は見たこともないような特殊仕様の機械が登場します。そんなときは上司や設計担当と打ち合わせを重ね、仕様を深く理解し、タオルの畳み方や機構の動きを具体的にイメージしたうえで組み立てに臨みます。流れ作業や単純作業とは無縁で、頭を使うシーンが多いことはこの仕事の難しさであり、面白さでもあります。

一方で据え付け作業の面白さは、北は北海道から南は沖縄まで全国に出張できること。スタッフの中には海外工場の据え付けをサポートしている者もいます。現場で機械を調整し、無事に稼働した時のやりがいはひとしおですし、仕事を終えた後のご当地グルメも楽しみのひとつですね。

時間がかかって当たり前。一歩ずつ成長してほしい

時間がかかって当たり前。
一歩ずつ成長してほしい

新人や若手にとって、製造する機械と設計書は技術を身につけるための“教科書”でもあります。はじめはねじ締めなどの簡単な作業からスタートし、実際に機械に触れながら知識を身につけ、少しずつできる作業を増やしていく。そして一歩ずつ経験を重ねて、ひとりで図面を見ながら定番の機械を組み上げられるようになったら一人前です。

当然、成長には時間がかかるもの。だからこそ、一人ひとりが今以上にスムーズに成長できる体制をつくることが、私のこれからの目標です。CADの設計書と完成した製品の写真を組み合わせ、機械の構造や組み立て方を分かりやすく見える化したマニュアルを作成するなど、さまざまな取り組みを通して育成環境を整えていきたいと思います。

現在活躍中の社員は、未経験からスタートした人間も珍しくありません。チームワークを大切にしたい方や、自分の技術力を高めていきたい方など、思い思いの活躍を目指せる職場です。私もサポートは惜しみませんし、先輩たちも優しく教えてくれるはずですので、素朴な疑問でも気軽に相談してください。そして頑張って一人前を目指し、モノづくりの面白さを体感してもらえたら嬉しいですね。

キャリアパス

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