以前はサービス業をしていたので、まったく畑違いの出身です。東都フォルダーを知ったのは、何気なく足を運んだ転職イベントがきっかけでした。将来に対して漠然とした不安を感じ、「チャンスがあれば新しいことに挑戦してみたい」と考えていた私にとって、当社との出会いはとても新鮮に感じましたね。
もともとモノづくりの世界には興味がありました。ただ、当時の私からすればリネンサプライ業は未知の世界。もちろん、当社がつくる「畳む機械」は聞いたこともありませんでした。ただむしろ、知らない業界だからこそ特殊で面白そうだと興味が湧いたのです。
とはいえ、未経験の世界に飛び込むのには勇気がいるもの。「中途採用で入る以上、即戦力にならなければ」と気負っていた面もあり、業界や機械に関する知識のなさに不安も感じていました。それでも10年以上にわたって活躍できているのは、入社後にさまざまな知識を身につけられる環境を与えてくれた当時の上司や、親身に教えてくれた先輩のおかげ。あの時のチャレンジは正解だったと思います。
当社の営業スタイルは、既存のお客様へのルート営業が中心です。担当エリアのお客様を定期的に訪問し、世間話も挟みながら納品した機械の状態や課題などを丁寧にヒアリング。必要があれば簡単なメンテナンスも行い、機械の更新や新たな製品の提案へとつなげます。また、新規営業に関しては販売代理店に協力してもらっているので、そちらとの関係づくりも大事な仕事のひとつです。
手前みそではありますが、当社の製品は営業として自信を持って提案できるものばかり。高品質な仕上がりはもちろん、お客様のニーズを形にする柔軟な開発力、5年10年と活躍する長寿命、さらにはメンテナンスサポート部の対応力と即応力といった手厚いアフターケアも大きな強みです。こうした当社ならではの魅力を最大限お伝えすることと、信頼関係の構築に努めれば、営業成果は後からついてきます。
その上で、数あるメーカーの中から当社の製品を選んでいただけた時は、営業として一番の喜びを感じますね。特に私は、「設計のカスタマイズが気に入った」「サポートの対応がいいね」と、仲間の活躍が評価につながったときが何より嬉しいです。自分ひとりの力は小さなものですが、部署の垣根を超えたチームワークと連携によって大きな成果を目指すことができる。それこそが、当社ならではのやりがいだと思います。
最近では後輩や新人の育成にあたる機会も増えました。そんな時、まず初めに伝えるのは「商材である機械について誰よりも詳しくなろう」ということ。私の場合は、新人時代にメンテナンスサポートの現場に立たせてもらい機械に触れながら専門知識を吸収しましたが、今はもっと色々な方法で効率的に学ぶことができますからね。お客様の要望をつぶさに吸い上げ、設計サイドに的確に伝えられるようになれば、一人前の営業です。
とはいえ、私自身もまだまだ成長の途中。これからも営業力を磨き、お客様のニーズを形にするお手伝いをしていきたいと思っています。その努力はお客様にとっても、東都フォルダーにとっても価値あるものになるはずだと信じています。
自分の考えをしっかり持って、「これがやりたい」と発信すれば叶う環境が当社にはあります。ですから、これから入社される方も、信念を持って頑張れば楽しく仕事ができるはずです。もちろん業界を問わず営業経験は活かせる職場ですし、新人時代の私のように真っ白で飛び込んでもやる気と意欲があれば大丈夫。ぜひ一緒に、当社の機械の魅力を日本中に届けていきましょう!