組立について

精密な手仕事で、フォルダー機に命を吹き込む。
ホテルや旅館、病院等で使うシーツ・タオル・浴衣のクリーニングはリネンサプライ工場と呼ばれる業務用のクリーニング工場で行います。
その工場で使用されているシーツやタオルを折り畳む機械を中心に作っています。
組立工程は、このフォルダー機を完成させるための、いわば心臓部と言えるでしょう。
組み立てる機械によっては、チームを組み作業を行います。
具体的には、まず設計図と照らし合わせながら部品の確認を行います。その後、電動ドライバーやレンチなどの工具を使い、部品を組み合わせていき、機械が動作するための神経系を構築します。組み立てられた機械は、試運転を行い、設計通りの動きをするか、不具合がないかなどを確認します。もし、不具合が見つかれば、その原因を究明し、調整を行います。

組立の仕事は、単なる作業ではなく、ものづくりの過程を肌で感じられる点が魅力です。設計図から現実の機械へと形作っていく工程に携わり、完成した製品を見る喜びは格別です。また、チームで一つの製品を作り上げるため、協調性やコミュニケーション能力も養われます。さらに、様々な機械部品に触れることで、機械の構造や仕組みを深く理解できるようになり、技術者としてのスキルアップにも繋がります。
組立作業は、集中力と丁寧さが求められます。小さな部品を間違えずに組み立てるためには、高い集中力が必要です。また、設計図を正確に読み解き、指示通りに作業を進める能力も重要です。さらに、不具合が発生した場合には、冷静に原因を分析し、適切な対応を取れる問題解決能力も求められます。
組立の1日の流れ
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- 8:00~8:20出社・準備
- 出社後、作業場に移動し、必要な工具や部品を準備し、当日の作業計画を確認します。
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- 8:20~10:30組立作業開始
- 各部品の組み立てを開始し、図面に従って正確に機械や装置を組み立てます。作業中、品質を確保しながら効率的に進めます。
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- 10:30~12:00組立作業続行
- 午前中の残り時間を使って、組立作業を進めます。必要に応じてチームメンバーと連携し、大型の部品や複雑な作業を行います。
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- 12:00~12:50昼食休憩
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- 12:50~15:00組立作業再開
- 午後の作業を再開し、引き続き組み立て作業を行います。作業進捗を確認し、次の作業段階に備えます。
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- 15:00~15:15休憩
- 短い休憩を取り、リフレッシュして終業までの作業に備えます。
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- 15:15~17:00仕上げ作業・最終確認
- 組立作業の最終段階を進め、完成品の動作確認や品質チェックを行います。不具合があれば、修正や調整を行います。
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- 17:00~17:20清掃・片付け・報告書作成
- 作業場の清掃と片付けを行い、作業報告書を作成して上司に提出します。
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- 17:20退社